瀬尾学園総合カレッジSEO(本校・富山県砺波市出町中央)は、創立55周年を記念して、11月18~24日にスペインのセビリア市で開かれる「第48回ジャパンウイーク」に参加する。18日は、砺波市文化会館で壮行会が開かれ、学園生が現地で披露する箏や日本舞踊などの演目を発表した。
ジャパンウイークは米国やチェコなど世界各国で開かれ、舞台公演やワークショップなどを通じて日本文化を紹介する催し。今年は国際親善協会とセビリア市が共同開催する。総合カレッジSEOは7回目の参加で、創立記念事業として箏やピアノなどの舞台と、料理やアート水引の展示の両部門に学園生計19人を派遣する。2020年に参加予定だったが、新型コロナの影響で延期になっていた。
18日の壮行会は、関係者約90人が出席。瀬尾陸奥学園長が「ジャパンウイークは、日本の伝統文化を伝える催し。目的を達成してほしい」とあいさつした。演目の発表では、箏やキーボード、仕舞、日本舞踊、ピアノを披露。和食の紹介やアート水引の展示もあった。派遣者代表で米田孝志さんがあいさつし、増田純子壮行会実行委員長が激励の言葉を述べた。
発表に先立ち、同校に5年以上在籍した学園生と、県大会以上のコンクールの受賞者を表彰した。ティーパーティーもあった。壮行会は北日本新聞社後援。