「負けたくない」熱い気持ちでごみ拾い 総量競う「スポGOMI」

流木の隙間もくまなく探して、ごみを拾い集める参加者たち(宮津市由良)

 ごみ拾いの総量を競う「スポGOMI in由良川」が10日、京都府宮津市由良と舞鶴市西神崎の両海水浴場であった。参加者は額に汗しながら、くまなくごみを探して回収した。

 府中丹東、丹後の両保健所が企画。参加者は制限時間の45分以内にごみを拾い、100グラムごとにペットボトル20点、缶と瓶15点と、分類別に定められた点数の合計を競った。

 宮津市の会場では地元の企業や高校生、家族連れなど25チーム約100人が海岸1.2キロの範囲で、漂着したプラスチック容器や玩具、空き缶など計約200キロを集めた。

 海洋高3年の生徒(18)は「普通のごみ拾いとは違って負けたくないという気持ちが起こり、気合が入りました」と話した。

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