JPEX、6人が詐欺共謀で逮捕

仮想通貨取引プラットホームJPEXの詐欺事件で警察は9月18日、香港各地で詐欺共謀の疑いで男性4人、女性2人を逮捕したと発表した。

同日の香港メディアによると、香港証券先物事務監察委員会(SFC)は最近、仮想資産取引プラットホームJPEX傘下の事業体がSFCの認可を受けていないか、詐欺行為に関与していると発表し、関係者や取引所がプラットホームを宣伝するために使用した手法が不正行為に関与していると指摘した。綿密な捜査の結果、警察は元弁護士の林作氏と有名KOLの陳怡氏を含む6人を逮捕した。仮想通貨取引店を家宅捜索し警察は多くの証拠を押収した。同日午後2時現在、計1408人がこの事件を通報しており、被害総額は10億ドル以上に上る。警察は捜査を継続しており、さらなる逮捕者が出る可能性もある。

香港では仮想通貨取引を行う多くの実店舗プラットホームが警察による捜索を受けており、中でも1990年代以降に生まれた女性プリシラ・ン氏が設立した仮想通貨店頭取引プラットホーム「Coiner」は湾仔クイーンズロードの店舗が警察の家宅捜索を受けたほか、尖沙咀のショッピングモールTheOne店もボードで封鎖され、警察が家宅捜索を行っているとみられる。プリシラさんは初期の頃、友人について投資し3000米ドルで20ビットコインを購入し、初めての資金を作ることに成功した。自身も仮想通貨の運用に携わり、約3年前に Cryptocurrency を設立。通貨取引所 Coiner は事業を拡大し、現在では湾仔、尖沙咀、観塘、マレーシアに仮想通貨取引所店を構えている。

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