【オーバルスプリント】戸崎「イメージ通り行けた」ドライスタウトが断然の支持に応える

9月20日、浦和競馬場で行われた交流G3・オーバルスプリントは単勝1.6倍、断然の支持に推されたドライスタウトが完勝。雷雨が降り注ぐ浦和競馬場だったが、能力をきっちり出し切った。

オーバルスプリント、勝利ジョッキーコメント
1着 ドライスタウト
戸崎圭太騎手
「もう能力があるのは分かっていましたので、本当リズムよく行ければ良いなと、そこだけ気を付けて行きました。スタートもしっかり出てくれましたし、先行力もある馬なので、こういう形1番いいかなと思って、イメージ通りに行けたかなと思います。向こうの馬も力ある馬なので、一騎打ちになりましたけども、僕の方も手応え良かったので、しっかり交わしてくれるだろうと願って追っていました。この馬にはずっと乗せていただいて、なかなかちょっと勝ち切れることが出来なかったので、悔しい思いをしてたんですけども、このように重賞をまた久しぶりに勝てたこと、すごく嬉しく思います。本日は、このような悪天候の中、競馬場にお越しいただきまして誠にありがとうございます。ドライスタウトも久しぶりに重賞を勝ちまして、また勢いに乗って良い走りを見せてくれると思いますので、応援のほどよろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました」

レース結果、詳細は下記のとおり。

20日、浦和競馬場で行われた11R・テレ玉杯オーバルスプリント(Jpn3・3歳上オープン・ダ1400m)は、戸崎圭太騎乗の1番人気、ドライスタウト(牡4・栗東・牧浦充徳)が勝利した。3/4馬身差の2着に2番人気のスマイルウィ(牡6・船橋・張田京)、3着に3番人気のオーロラテソーロ(牡6・美浦・畠山吉宏)が入った。勝ちタイムは1:25.7(不良)。

力でねじ伏せる

激しい雷雨が降り注いだ後、馬場には水が大きく浮き上がる不良馬場に。レースでは直線で船橋所属の2番人気、スマイルウィが抜け出しを図ったところで、外から虎視眈々とドライスタウトが追走。直線半ばでねじ伏せるように外から差し切った。

ドライスタウト 9戦5勝
(牡4・栗東・牧浦充徳)
父:シニスターミニスター
母:マストバイアイテム
母父:アフリート
馬主:YGGホースクラブ
生産者:下河辺牧場

【全着順】
1着 ドライスタウト 戸崎圭太
2着 スマイルウィ 吉原寛人
3着 オーロラテソーロ 川田将雅
4着 リコーシーウルフ 今野忠成
5着 アポロビビ 御神本訓史
6着 ラプタス 幸英明
7着 サダムスキャット 笠野雄大
8着 テイエムサウスダン 内田博幸
9着 エコロファルコン 和田譲治
10着 クラティアラ 室陽一朗

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