一時同点もブラガの反撃を凌いだナポリが終盤のオウンゴールで薄氷の勝利【CL】

[写真:Getty Images]

ナポリは20日、チャンピオンズリーグ(CL)グループC開幕節でブラガとのアウェイ戦に臨み、2-1で逃げ切った。

昨季ベスト8でミランに敗れたナポリは33年ぶりにイタリア王者となった中、開幕したセリエAでは2勝1分け1敗スタート。そのナポリはオシムヘン、クワラツヘリア、ポリターノの3トップで臨んだ。

プレーオフでパナシナイコスを下し、11季ぶりに本戦出場を果たしたブラガに対し、ナポリは5分、オシムヘンがフォンテのミスパスを突いてGKと一対一となるもシュートを止められる。

さらに10分、オシムヘンのヘディングシュートがポストに直撃すると、直後のディ・ロレンツォのヘディングシュートはGKマテウスの好守に阻まれた。

攻勢のナポリは26分、オシムヘンのシュートがバーに直撃した中、34分にはPKを獲得しかける。オシムヘンがボックス内で倒れ、直後はPK判定となったものの、VARの末ノーファウルとなった。

それでも前半追加タイムに先制する。クワラツヘリアの左クロスをオシムヘンがヘッドで折り返し、最後はディ・ロレンツォがボレーで蹴り込んだ。

迎えた後半、重心を下げつつブラガに対応して時間を消化したナポリは、62分にピンチを迎えるもボックス内からのリカルド・オルタの際どいシュートは枠を外れて助かった。

その後も試合をコントロールしたナポリが危なげなく試合を進めていく。

しかし84分、ブルマにヘディングシュートを決められてナポリは試合を振り出しに戻されてしまう。

それでも4分後、ジエリンスキの左クロスがオウンゴールを誘って勝ち越し。追加タイムにはピッツィにポスト直撃のシュートを打たれてヒヤリとしたナポリだったが、2-1で逃げ切り。薄氷の勝利で白星スタートとしている。

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