志賀之助の前で「横綱」目指そう 宇都宮「宮みらいライトヒル」で相撲大会 26日まで出場者募る

威風堂々とした明石志賀之助の石像

 【宇都宮】次世代型路面電車(LRT)開業を記念した「明石志賀之助(あかししがのすけ)杯争奪 子ども相撲大会」が10月7日、JR宇都宮駅東口交流広場「宮みらいライトヒル」で開かれる。主催する「歴史文化を伝承する市民の会」は、出場者を募集している。

 市出身で初代横綱の明石志賀之助にちなみ、同会は毎年、塙田5丁目の蒲生神社で相撲大会を開いてきた。新型コロナウイルスの影響で3年間中止となったが、昨年10月に同駅東口に志賀之助の石像が建立されたことから、今年は同像の前にある宮みらいライトヒルに会場を移し、4年ぶりに開催する。

 競技のほか春日野部屋力士との餅つき大会や子ども対同部屋若手力士の相撲、お楽しみクイズ大会などが開かれる。ちゃんこ鍋などの模擬店も出店する。

 参加資格は、園児-中学生で、出身地、性別は問わない。競技は個人のトーナメント戦で、園児、小学1.2年、同3.4年、同5.6年、中学1~3年の部がある。参加費は500円(保険料など)。まわしは主催者が用意する。女子は運動着着用可。申し込み締め切りは26日。(問)同会028.661.8132。

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