民主党は９月２０日、党中央委員会を開催し、次期区議会議員選挙への出馬に関心のある候補者を協議、推薦した。 同日の香港メディアによると、民主党の羅健熙・主席は会議後に記者発表し、中央委員会の承認を経て現・元区議会議員を含む８人の党員が民主党を代表して立候補するが、選挙費用の関係で候補者は公表できないと述べた。候補者に先の宣誓問題で辞職した議員が含まれるかどうかについても明かさなかった。羅主席は前回の立法会議員選挙では党の決定が非常に性急だったが、２年を経て社会情勢を理解し、的確な判断ができるようになったと指摘。 羅主席は、全員がこの決定を支持しているわけではなく、民主党の決定に同意しない人もいることは承知しているが、一部の支持者らが彼らに立候補を試してもいいと言ってきたことを明らかにした。羅主席は「民主党は一貫して、香港特区に忠義を尽くし基本法を擁護するという条件にかなっていると信じている。何人が十分な推薦を獲得して立候補資格を得られるか、民主党は最善を尽くす」と述べた。
