東京ゲームショウに初出展 富山情報ビジネス専門学校(射水)

オリジナルのゲームを来場者に体験してもらう富山情報ビジネス専門学校の学生(中央)

 富山県内で唯一ゲーム開発人材を養成している富山情報ビジネス専門学校(射水市三ケ・小杉)は、21日に千葉市の幕張メッセで開幕した世界最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ2023」に初出展した。24日までの期間中、学生オリジナルの9作品を披露する。

 情報システム学科ゲームクリエイター専攻の学生に出展という目標を掲げることで、学ぶ意欲を高めようと挑戦した。大学や専門学校などを対象とするコーナーにブースを設けた。

 企業担当者や出展関係者が入場する22日までの2日間は、オンライン対戦型のカードゲームなど2年生4人がプログラムした4タイトルを出品。石田陽都さん(19)は「自分のゲームを遊んでもらい、うれしかった。感想をヒントに今後の制作に生かしていきたい」と話した。

 イベントが一般公開される23、24の両日は、1年生13人が1タイトルずつ制作した中から5タイトルを来場者に体験してもらう。

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