雑誌「ムー」とコラボ、ミステリーキャンプに550人 「UFO音頭」で踊りの輪 青森・新郷村

初披露された「新郷UFO音頭」を輪になって踊る参加者

 青森県新郷村の道の駅しんごう間木ノ平グリーンパークで16日、ミステリーキャンプⅡ(村ふるさと活性化公社主催)が開かれた。月刊「ムー」編集部とコラボレーションした2年目のイベントには、県内外から約550人が参加。不思議な都市伝説や超常現象をテーマにしたトークショーや「新郷UFO音頭」お披露目、アウトドア体験などを楽しんだ。

 「ムー」執筆陣らによるスペシャルトークショーを前に、宇宙戦艦ヤマト艦長のコスチュームで登場した櫻井雅洋村長は「みんなでUFOを呼びましょう」とあいさつ。超常現象研究家・並木伸一郎、都市伝説研究家・宇佐和通、事故物件住みます芸人・松原タニシの各氏を交えたトークで、三上丈晴ムー編集長(弘前市出身)が「宇宙人はプラズマに覆われたUFOで超高速移動し、宇宙のかなたではなく地底からやって来る」との自論を繰り返し力説して会場を沸かせた。

 夜空に星が輝き始めたころ始まったUFO音頭お披露目で、会場の興奮は最高潮に。八戸市の演歌歌手小西礼子さんの歌に合わせて、村ナニャドヤラ保存会メンバーと参加者が踊りの輪をつくり「UFO音頭で新郷へGO!」と気勢を上げた。

 初めて同キャンプに参加したというオーストラリア出身で秋田県在住の男性(24)は「新郷のキリスト伝説にはもっとエビデンス(根拠)が必要だと思うが、UFOダンスと出店の料理は素晴らしい」と大喜びだった。

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