自宅裏でクマと遭遇 のしかかられ住人転倒、けが 青森・平川市

 18日夕、青森県平川市碇ケ関久吉で、帰宅した住人が自宅裏でクマに背後からのしかかられ転倒、頭を打って出血するなどのけがを負っていたことが21日、平川市への取材で分かった。住人の命に別条はないという。

 住人は、付近でクマの目撃などが相次いでいたため、車のクラクションを鳴らしながら外出先から帰宅。自宅裏のクリの木が気になり見に行くと、木にいたクマと目が合った。しばらくにらみ合った後、背中を向けるとのしかかられ、頭のほか腕や脇腹を痛めた。

 同市は、被害者の希望により、性別や年代を明らかにできないとしている。

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