道の駅もりおか渋民、開業遅れ2025年春に 地盤改良の追加工事

 盛岡市が国道4号渋民バイパス沿いに整備している「道の駅もりおか渋民」は、地盤改良の追加工事のため、2024年夏の開業予定が25年春にずれ込む見通しとなった。

 今年5月に駐車場や取り付け道路の舗装下の地盤を調べたところ、強度が基準を下回ったため対応が必要となった。全体工程も見直し、工事は24年12月の完了見込みとなった。

 道の駅は産直物販店舗や貸店舗、レストラン、子どもの遊び場、地域住民らの活動拠点などを設ける。完成直後は産直の商品確保が難しい冬季であり、積雪による利便性低下も懸念されることから25年春の開業とした。

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