「スノーピーク陸前高田キャンプフィールド」23日きょうオープン

新装オープンする陸前高田オートキャンプ場「スノーピーク陸前高田キャンプフィールド」=22日、陸前高田市小友町(本社ドローンで撮影)

 陸前高田市小友町の県立陸前高田オートキャンプ場「スノーピーク陸前高田キャンプフィールド」は23日、新装オープンする。アウトドア用品メーカー・スノーピーク(新潟県三条市)直営のキャンプ場は北東北で初めて。東日本大震災から12年半を経て「モビリア」の名で親しまれた施設が待望の再開を迎える。

 広田湾を望む高台に、東京ドーム約5個分に相当する22.4ヘクタールのキャンプ場が広がる。計145のテントサイトがあり、うち区画のないフリーサイトが88。犬同伴で利用できるドッグランサイトなども新たに整備した。

 新装した宿泊キャビン10棟に加え、新国立競技場の設計に携わった建築家隈研吾氏と共同開発した宿泊用のモバイルハウス「住箱(じゅうばこ)」を3棟設置。地元業者と連携したマルシェの開催も検討している。

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