香港初の宇宙飛行士が年内にも誕生

香港初の宇宙飛行士が誕生する機会が間もなく訪れるもようだ。9月21日付香港各紙によると、特区政府創新科技及工業局の孫東・局長は20日、「香港衛星製造センター」の研究開発イベントに出席した後、香港から初めて有人宇宙飛行に搭乗する科学技術者が選抜される件に触れ、最終的には複数人が選ばれたと語った。当初から100人を超える人材が集まり、登録後80人以上が選ばれ、その後、一次選考、二次選考が行われ、いよいよ最終選考となる。今年中に良いニュースが発表される見込みで、ファイナリストは男性と女性の両方であることを明らかにした。

有人宇宙飛行に搭乗する科学技術者は昨年10月6日に香港で募集を開始したが、香港の永住者で中国国民であること、主な家族が祖国を愛し、「一つの国」を支持していることなど、多くの条件を満たさなければならない。1国2制度政策を遵守し、国家憲法と香港基本法を遵守し、犯罪歴がないことが条件となる。

男女の制限はなく、年齢は原則30~45歳、婚姻・出産の有無も問わない。身体的条件では、男性は身長162~175cm、女性は160~175cm、健康状態が良く、アレルギーがなく、過去や家族にフライトサービスに影響を与える可能性のある病歴がないこと、両方とも未矯正視力で0.1以上、矯正視力は0.8以上、色覚異常がないこと、精神的に健康。学歴としては博士号を取得していること、専攻は生物学、医学、心理学、材料科学、物理学、化学、生体医工学、機械工学、電子工学、天文学などを3年以上履修していること。中国語と英語での強力な総合的応用能力、優れた北京語能力を必要とする。

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