陳茂波・財政長官がロンドンを訪問

陳茂波・財政長官は9月20日(現地時間)、英国訪問を開始するためロンドンに到着した。21日の政府新聞公報によると、陳長官はロンドンで香港貿易発展局が主催した夕食会に出席し、英国のさまざまな分野から約400人のリーダーや専門家が招待された。陳長官は夕食会で英国の政界やビジネス界に向けて演説し、香港はパンデミックから完全に脱却し、中国本土や世界と再びつながったと強調。陳長官は「香港は長期的には一国二制度原則の実施を支持する一方、香港は本土と世界をつなぐ独自の役割と機能を果たし続けるだろう。数々の事実は普通法制度と法の支配が香港で健在であることを証明しており、香港版国家安全法が国家の安全を効果的に保護し、香港の社会全体の安定を維持し、国際投資家の信頼を強化している」と述べた。

さらに陳長官は「将来に向けて、国の断固とした支援を受けて、香港は国際金融センターとしての地位を積極的に強化・強化し、証券・債券市場、資産・資産管理の競争力と魅力を高める」と指摘。また「粤港澳大湾区の姉妹都市との連携を積極的に強化することにより、イノベーションとテクノロジー(I&T)の発展を推進する。 I&Tハブとしての北部都会区の発展を促進するために、より革新的な政策が共に進められることになる。 特にグリーンテックとグリーンファイナンスには有望な分野がある」と述べた。また、香港が北部都会区の開発や交椅洲人工島などのプロジェクトを本格的に進めていると指摘し、英国の企業や投資家がこれら開発プロジェクトに参加し、一緒にビジネスチャンスを模索することを歓迎した。

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