特区政府統計処は９月２６日、２０２３年８月の貿易統計を発表した。同日付政府公報によると、輸出総額は前年同月比３・７％減の３５８３億ドルだった。輸入総額は同０・３％減の３８３９億ドルだった。貿易赤字は輸入総額の６・７％に当たる２５６億ドルだった。今年８月の地域別統計は、アジア全体への輸出が同３・７％減少した。中でも減少が目立ったのは、韓国の同３５・３％減、フィリピンの同２３・８％減、台湾の同２０・８％減、日本の同１９・９％減、マレーシアの同１２・８％減、中国本土の同１・５％減だった。輸出が増加したのは、タイの同１５・８％増、ベトナムの同１１・３％増だった。他地域向けの輸出は全体的に減少。中でも減少が目立ったのが、ドイツの同２４・５％減、米国の同１３・２％減だった。一方、今年１～８月の輸出総額は前年同月比１３・２％減、輸入総額は同１１・０％減、貿易赤字は輸入総額の９・８％に当たる２８７２億ドルだった。
