給与返上「約束してない」発言で川勝知事が釈明「言葉が足りず反省」 静岡県議会質疑 27日

川勝知事は給与返上をめぐり「県民と約束をしていない」との発言をしたことについて、静岡県議会で「言葉が足りず反省している」と答えました。

27日の県議会では、公明党の早川育子県議が、知事の給与返上問題などについて質問しました。

(公明党県議団 早川育子 県議)

「一番衝撃だったのは『県民と約束していない』との発言でした。知事の方から県民に対して、関係を断ち切ってしまった。本当に残念としか言いようがありません」

早川県議がとりあげたのは、いわゆる「コシヒカリ発言」をめぐり、川勝知事が、給与やボーナス約440万円を「県民の皆様にお返しする」と公言していたものの返上していなかった問題。7月のDaiichiーTVの取材に「県民と約束していない」と答えていました。

( 川勝知事)

記者)県民との約束を守れなかったことについては?

「約束をしていません」

この発言について27日 川勝知事は…

(川勝知事)

「私は県議会に給与減額の条例案を提出するという具体的な行動だけが、県民の皆さまへのお約束になると考えておりました」「知事公舎前での突撃取材を受け、いま振り返れば明らかに言葉が足りず、私の真意が十分に伝わらなかったと反省しております」

「議案を提出することが約束になること」だと話し「約束はしていない」との発言は「言葉が足りず反省をしている」と答えました。

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