竹のオールで出発! 足利の矢場川でボート体験 筑波小の児童40人

竹のオールを使い一生懸命ボートをこぐ児童たち

 【足利】筑波小の3、4年生40人は26日、市民団体「矢場川の清流を守る会」の活動拠点である羽刈町の「こぶな村」で校外学習を行った。拠点近くを流れる矢場川でボートに乗るなどし、河川に親しんだ。

 児童たちはライフジャケットを着用し、4人ほどでボートに乗り込むと、竹のオールを手に出発。生い茂る草木をよけながら、約100メートル先のゴールを目指し、協力してこぎ進めた。

 4年寺崎彩華(てらさきあやか)さん(10)は「オールの操作が難しく、ボートがたくさん回ってしまったが、遊園地みたいで楽しかった」と笑顔を見せた。

 他にも「こぶな村」の歴史をまとめたビデオを見たり、フナのつかみ取りに挑戦したりし、河川や同会の活動に対する理解を深めた。

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