【熱海土石流】被災した住宅のライフライン 12月1日復旧へ(静岡・熱海市伊豆山)

2021年、熱海市で起きた土石流災害からの復興をめぐり、熱海市は、被災した住宅のライフラインが、12月1日までにすべて復旧する見通しになったと発表しました。

土石流で被災した熱海市の伊豆山地区は、帰還が可能な46棟のうち32棟でライフラインが整い、これまでに5世帯10人がふるさとに戻っています。

こうした中、熱海市の斉藤市長は9月28日、年内いっぱいかかる見込みだった被災した住宅のライフラインの復旧が、12月1日までに全て復旧する見通しになったと発表しました。これにより、残る14棟に住んでいた17世帯の帰還が可能になります。

熱海市は9月1日、原則立ち入りを禁止していた伊豆山地区の「警戒区域」を解除しましたが、現在も89世帯159人が避難生活を続けています。

熱海市は、引き続き、ふるさとに戻る意向を示している被災者へのサポートを続けていくということです。

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