「藤枝絶対に勝って!」「清水の力を見せて!」“サッカーの街”対決に両サポーター熱狂【静岡三国決戦】

静岡県内のJ2クラブが激突する「静岡三国決戦」第5ラウンド、藤枝MYFC対清水エスパルスが9月30日、藤枝のホーム藤枝総合運動公園サッカー場(静岡県藤枝市)で行われています。前回の対戦は清水が5‐0と大勝、「序列を変える」と意気込む藤枝に対し、1年でのJ1復帰のためには、“シーズンダブル”が絶対条件の清水、静岡が誇る“サッカーの街”のクラブ激突に、両クラブサポーターの熱量は高まる一方です。

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5月のホーム・ジュビロ磐田戦を観戦し、それ以来MYFCのとりこになったというのが、静岡県藤枝市の藤村果穂さん(25)、真子さん(19)姉妹。「藤枝のサッカーは『何が起こるかわからない』ところが最大の魅力」という2人は「前回悔しい思いをしただけに、清水には絶対勝ってほしい」と地元クラブを後押しします。

「いつも同じサッカークラブの仲間と観戦しているが、今回チケットを取れたのはわたしたちだけだった」というのは、山田強さん(45)と悠人くん(小学5年)、唯人くん(小学3年)親子。唯人くんは「絶対勝ってほしい。乾貴士選手のゴールを決めるところが観たい」をチームの大黒柱の一発を期待します。

試合前の練習をピッチ脇で見学していたのが、藤枝市の畑田恵子さん、瑠海さん(小学5年)親子は、「サッカーが好きで、地元クラブの藤枝を応援し始めた」といいます。瑠海さんは「勝利が観たい」と力を込めます。

「僕が来たら絶対負けない」と胸を張るのは掛川市の三好悠太さん(28)。友人の新澤亮介さん(28)は山梨県から“参戦”しました。「秋葉さんになってから気持ちを前面に押し出したサッカーを展開してくれるので応援しがいがある」(新澤さん)。「J1復帰のためにも絶対勝ってほしい。ハラハラしながら最後勝つのもいいが、先制して、クリーンシートで清水の力を見せてほしい」と期待を込めます。

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