【宇都宮】秋の交通安全県民総ぐるみ運動最終日の30日、宇都宮東署は次世代型路面電車(LRT)に関する交通ルールをクイズ形式で周知する広報活動を、陽東6丁目の大型商業施設「ベルモール」隣接の住宅展示場で行った。
署員5人がチラシを使って来場者にクイズを出題。「停留場のすぐ近くに車を止めてよいか」など、LRTの交通ルールに関する問題を、◯×形式で答えてもらった。多くの親子連れなどが挑戦した。
参加者には交通ルールのパンフレットと共に「GT-R」パトカーのミニカーや反射材付きのマスコットキーホルダーをプレゼントした。
古口翔(こぐちしょう)交通総務課長は「まだドライバーが新しい交通環境に慣れていない。クイズでLRTの交通ルールを楽しみながら学んでもらい、子どもと大人、両方に交通安全の意識を高めてほしい」と力を込めた。
LRTと車の接触事故は8月26日の開業から1カ月間に市内で3件、発生している。