森三中・大島さん交え、宇都宮でトークイベント 仕事や結婚...高校生ら未来描く

大島さん(左から2人目)らと考えを紹介し合う高校生たち=1日午後、宇都宮市大通り1丁目

 仕事や結婚、子育ての楽しさを高校生ら若者が考えるトークイベントが1日、宇都宮市内のカフェで開かれた。10、20代を中心に約40人が会場に集まり、オンラインで約20人が視聴した。お笑いトリオ「森三中」の大島美幸(おおしまみゆき)さん(大田原市出身)らが進行役を務め、若者と意見を交わした。

 県や関係団体でつくる結婚・子育て支援組織「とちぎ未来クラブ」が主催。「高校生とちょっと未来の先輩のライフデザイン座談会」と題し、講座と座談会の2部構成で展開した。

 1部の講座では、講師がパートナーとの出会い方と生活の満足度の統計結果などを説明。県から「ふたりの未来応援アンバサダー」に任命されている大島さんは経験を踏まえながら「共働き世帯では2人で家事を行うのは欠かせない」と強調した。

 2部では、県内の高校生と25歳前後の社会人計8人が登壇し、「幸せ」や「10年後の自分」などをテーマに考えをそれぞれ紹介した。パネリストを務めた宇都宮白楊高2年荒井咲紀(あらいさき)さん(17)は「今全てを決めるのではなく、その時ごとにしっかり考え、判断することで人生をより良くできると感じた」と振り返った。

将来について考えを紹介し合う高校生たち=1日午後、宇都宮市大通り1丁目

© 株式会社下野新聞社