福井開催のゴルフ日本女子オープン、原英莉花が優勝 最終日は9000人のギャラリー

ゴルフの日本女子オープン選手権で優勝し、ギャラリーの拍手に応える原英莉花(中央)=10月1日、福井県あわら市の芦原ゴルフクラブ

 ゴルフの日本女子オープン選手権最終日が10月1日、福井県あわら市の芦原ゴルフクラブで行われ、原英莉花が通算15アンダーで2020年大会以来2度目の優勝を飾った。県内では1983年以来40年ぶりの開催。最終日の会場には今大会最多となる9127人のギャラリーが訪れ、歓喜の瞬間を見届けた。

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 原は3日目に通算11アンダーで単独首位に浮上。最終日もスコアを四つ伸ばした。最終18番でパーパットを沈めると、ギャラリーから大きな拍手が起こり、「英莉花おめでとう」と祝福する声も飛んだ。原は両手を大きく上げて声援に応え、「難しいコースセッティングの中で自分の味が出せた。2回も(優勝)カップに名前を刻めたことがうれしい。すてきな景色の中で熱い応援をいただき、すごく楽しかった」と喜びを語った。

 同選手権は国内四大大会の一つ。プロアマ120人が、女子ゴルファー日本一を目指し争った。予選ラウンドからの4日間で、県内外から延べ2万5765人のギャラリーが集った。

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