V長崎 フードバンク協力呼びかけ 7日、スタジアム場外にブース設置

研修を受ける選手たち=諫早市、なごみクラブハウス(V・ファーレン長崎提供)

 サッカーJ2のV・ファーレン長崎は、子育て世代など支援が必要な家庭に贈るため、自宅などで余っている食品や日用品の提供協力を呼びかけている。7日、藤枝と対戦する公式戦会場のトランスコスモススタジアム長崎(諫早市宇都町)の場外に専用ブースを設置する。午後1時から5時まで。
 Jリーグの新加入選手が地域などと連携し、社会課題に取り組むV・ファーレン長崎の「新人研修・シャレン!(社会連携)活動」の一環。
 同市でフードバンク活動「つなぐBANKいさはや」を運営するNPO法人シームレス(上野辰一郎理事長)などと協働し、選手たちは9月初め、ひとり親家庭が抱える問題などについて研修。試合会場での食品や物品を募るための告知のアイデアを出し合った。
 提供を希望するのは、缶詰やフリーズドライなど1カ月以上の賞味期限がある食品や飲料、調味料の他、新品未開封の洗剤や文房具など。問い合わせはつなぐBANKいさはや(電0957.46.6464、平日午前9時~午後4時)。

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