福井県立大学30周年プロジェクト、輸入頼みの食料を県産へ クラウドファンディング開始

輸入品目の福井県産化を進めるクラウドファンディングのPR画像(レディーフォーHPから)

 2022年に創立30周年を迎えた福井県立大学が、これまでの研究実績を基に、輸入に頼っている食料を福井県産化するプロジェクトを立ち上げた。カキの養殖技術やパン用小麦の研究開発に力を入れ、日本の食料安全保障と福井県の持続的な発展に貢献する。同大学は9月30日、福井県のふるさと納税型クラウドファンディングで費用100万円の寄付募集を開始した。

▽実行者:公立大学法人福井県立大学 ▽目標金額:100万円 ▽締め切り:2023年10月31日 ▽ギフト:5千円~5万円の15種類(福井県立大学が開発したコメなど)

⇒【詳しくはプロジェクトページ】輸入品目を福井産へ!福井県立大学30周年研究プロジェクト

 このプロジェクトは福井県による2023年度の「ふるさと納税による新事業創出支援事業」の認定案件で、福井新聞社と福井銀行も協力している。寄付額のうち2千円を除く金額が税控除の対象となるため、自己負担2千円でプロジェクトの後押しができる(所得に応じて控除額に上限あり)。

⇒「ふるさと納税による新事業創出支援事業」プロジェクト一覧

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