刺し身にアニサキス 金沢・野町の和食店

  ●市内の男性腹痛

 金沢市保健所は5日、「和食ダイニング ばん莱(らい)」(同市野町2丁目)でサンマ、ヒラメ、マグロ、甘エビの刺し身を食べた市内の50代男性が寄生虫「アニサキス」による食中毒を起こしたと発表した。保健所は店に同日の営業停止を命じた。男性は2日夜に刺し身を食べ、同日午後10時ごろに腹痛の症状が出た。3日に市内の医療機関を受診し、胃からアニサキスが摘出された。現在は回復傾向にある。

© 株式会社北國新聞社