能登だいこん初出荷 JAはくい、19トンが関西へ

次々と持ち込まれたダイコン=羽咋市中川町のJAはくい集出荷場

 羽咋市産「能登だいこん」の出荷が6日始まった。中川町のJAはくい園芸総合集出荷場に9軒の生産者が次々と大量のダイコンを持ち込み、初日は関西の市場へ約1600箱(19トン)が運ばれた。

 市内ではスイカの後作として砂丘地や赤土畑でダイコンが生産される。同JAによると、今季は記録的な暑さの影響で発芽不良が見られたものの、その後の育成は順調。昨季より1万箱多い5万5千箱の出荷を目指す。

 同JAそさい部会の長濵恵司部会長(66)は「品質は十分。何とか目標の出荷量は達成したい」と話した。収穫、出荷は今後1カ月ほど続く。

© 株式会社北國新聞社