13日に開幕するデジタルアートのナイトイベント「WONDER AQUA(ワンダーアクア)」のプレイベントが7日、佐賀市の佐賀城公園で開かれた。来場者は発光ダイオード(LED)を使ったアクアドームやアクアサークルなど一部コンテンツで“デジタルの海”を一足先に体験し、ゲストアーティストが繰り広げるダンスや歌のステージを堪能した。
青、緑、オレンジなどLEDの光の色が刻々と変わるアクアドームには黄色の星型も浮かび上がり、幻想的な雰囲気に包まれた。映像パネルを円形に配置したアクアサークルの中では、海の生き物が生き生きと泳ぐ様子に歓声が上がり、親子連れらがスマートフォンで撮影していた。
マドンナの専属ダンサーを務めたKENTO MORI(ケント・モリ)さんのダンスや、宝塚OG5人による華やかなライブステージもあり、会場が一体となって盛り上がった。
赤松小5年の白石健君はアクアサークルが印象に残ったといい「エイやサメが輝いていて、きれいだった」と楽しんでいた。
ワンダーアクアは、夜景とデジタルアートの共演を楽しむ「SAGA Night art Project(サガ ナイト アート プロジェクト)」の一環。佐賀新聞社などでつくる実行委が主催する。
13日~11月26日のうち金、土、日曜、祝日の午後6時半~9時半、佐賀城公園で開く。「3Dホログラム」の最先端技術を使って3次元映像で海の世界を体感する「ホロゲート/ホロケイブ」もお目見えする。入場料は小学生以上が千円で、県民は700円。(古賀真理子)