歴史ある街並み、自然の中を走る 庄内町、月山龍神マラソン

歴史ある街並みや自然の中をランナーが駆け抜けた「月山龍神マラソン」=庄内町

 第8回月山龍神マラソンが8日、庄内町の清川グラウンドを発着点に開かれた。秋晴れの下、歴史ある清川地区の街並みと立谷沢川流域の自然の中をランナーが走り抜けた。

 親子ペア(1.2キロ)、小学生低学年(同)、3キロ、5キロ、10キロ、ハーフの6コースに全国から約600人を超えるエントリーがあった。開会式では同町の上野真悠子さん(34)と幹太ちゃん(5)親子が「最後まで諦めず楽しく走り切る」と宣誓。参加者は住民の声援を受けながら力走した。

 ゲストランナーに迎えた、男子マラソンの元日本記録保持者の設楽悠太選手は10キロに参加した。参加者には庄内の芋煮や新米、庄内柿といった秋の味覚が振る舞われた。

© 株式会社山形新聞社