EFLチャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うハダーズフィールド・タウンAFC。
2シーズン目を迎えたDF中山雄太は怪我から復帰し9月20日のストーク・シティ戦で先発出場を果たすと、10月7日に行われた直近のシェフィールド・ウェンズデイ戦まで5試合連続スタメンと好調だ。
ここでは今季のハダーズフィールドのユニフォームを、中山の着用姿と併せてご紹介したい。
Huddersfield Town 2023-24 Umbro Home
ハダーズフィールド・タウン 2023-24 Umbro ホーム ユニフォーム
23-24新ホームユニフォームはブルーとホワイトで構成する伝統のストライプを継続。一見するといつものハダーズフィールドのユニフォームと感じるが、今季モデルは少々違う。
エンブレムはゴールドで縁取りし、Umbroロゴと胸スポンサーロゴもゴールドで彩色。そしてシャツ全体には幾何学的な模様で星を落とし込む。
背面のスポンサーロゴもゴールドで、その上には3つの星を配する。やや特別な雰囲気が漂うこのユニフォーム、実はクラブの1部リーグ初優勝から100周年を記念した特別デザインだ。しかも単なる優勝100周年ではない。
1908年に創設されたハダーズフィールドは1923-24シーズンに1部リーグで初優勝すると、24-25、25-26の両シーズンも優勝して3連覇を達成。近年は2部や3部が主戦場のクラブだが、実はイングランド史上初めて1部リーグ3連覇を成し遂げた伝説の古豪だ。
背面の3つ星は栄光の3連覇の証で、一つはゴールドで残りはシルバー。これはゴールドが初優勝100周年を、そしてシルバーが残り2つの優勝をそれぞれ意味する。
今季のパンツとソックスはどちらもホワイトが基調色。
記念すべき初優勝100周年シーズンに、中山は伝統のストライプを着てプレミアリーグ昇格を目指す。
なお、記念モデルの雰囲気にあふれるクラシックなホームユニフォームとは対照的に、アウェイ・サードの両ユニフォームは現代的な色使いが印象的なデザインとなっている。
Huddersfield Town 2023-24 Umbro Away
ハダーズフィールド・タウン 2023-24 Umbro アウェイ ユニフォーム
23-24新アウェイユニフォームはライムグリーンを基調としたモダンなカラー。クラブの説明では、この色は正式には「アシッドライム」とのこと。エンブレムはブラックのモノクローム仕様となる。
ホームユニフォームと同様に、シャツ全体に幾何学的な星のグラフィックを落とし込み、背面には3つ星を配する。
今回のような蛍光色系の色味は2015-16シーズン以降、アウェイやサードに度々採用されている。
Huddersfield Town 2023-24 Umbro Third
ハダーズフィールド・タウン 2023-24 Umbro サード ユニフォーム
23-24新サードユニフォームはブラックを基調に、レッド、ブルー、パープルのマルチカラーで彩るデザイン。アウェイ同様にモダンな雰囲気の一着となっている。
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胸スポンサーは21-22シーズンから引き続きガス会社の「Utilita」で継続するが、サードユニフォームのみハートマークが印象的な同社の慈善団体「Utilita Giving」のロゴマークを掲出する。
23-24シーズンの各ユニフォームはクラブ公式オンラインストアで販売中。人気で品切れを起こしていたホームユニフォームも先日再入荷し、販売を再開している。
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