【カンボジア】固定資産投資、1~9月は8.6%増[経済]

カンボジア開発評議会(CDC)は7日、同国での今年1~9月の固定資産投資が37億6,000万米ドル(約5,606億円)で、前年同期に比べ8.7%増加したと発表した。プノンペン・ポスト(電子版)など現地各紙が伝えた。

投資認可件数は191件で前年同期比27.3%増。海外からの投資を国・地域別に見ると、金額で最大だったのは中国で28億米ドル超と、全体の76%を占めた。地場企業による投資額は、全体の12%だった。

9月単月の投資認可数は27件で、計16億米ドルになった。業種別では運輸、電子、鉄鋼などで、3万人分の雇用機会創出が見込まれるという。

カンボジア商工会議所(CCC)のヌオン・メン・テック事務局長は、カンボジアでは外資100%による出資が認められ、他国で義務付けられているような地場企業との合弁を回避できると述べた。

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