フランス代表初招集のチェルシーDFグスト、R・ジェームズとのポジション争いに言及 「必ずしも互いに好意を寄せ合うわけではない」

リース・ジェームズの負傷によりチェルシーでも出番を得ているグスト[写真:Getty Images]

フランス代表DFマロ・グストがチェルシーのチームメイトについて語った。フランス『RMC Sport』が伝えている。

1月にリヨンからチェルシーへの完全移籍が決まり、半年経った今夏から本格的に活躍の場をスタンフォード・ブリッジへと移した20歳のグスト。ポジションを争うライバルにはイングランド代表DFリース・ジェームズがいるが、このチームキャプテンが早々に負傷離脱したこともあり、グストが代わりに公式戦7試合に出場している。

ここでアピールに成功したグストは負傷離脱したバルセロナのDFジュール・クンデやバイエルンのDFダヨ・ウパメカノの代役として10月の代表ウィークでフランス代表に初招集。これを機に『RMC Sport』のインタビューを受けたグストは、チェルシーでリース・ジェームズと「本当に健全な競争」を繰り広げていることを明かした。

「僕たちはたくさんのアドバイスをし合っている。彼は僕を助けようとしてくれるし、僕もできる限り最善を尽くして彼を助けようとしている」

「ピッチ上では戦争だ。彼はそのことをよくわかっている。僕たちは必ずしも互いに好意を寄せ合うわけではない。シンプルに、最も優れている選手がプレーするんだ」

また、グストは共に最終ラインを支えるブラジル代表DFチアゴ・シウバにも言及。世界屈指のベテランDFからも学んでいることを明かした。

「彼のプロフェッショナリズムには感銘を受けた」

「彼は世界で最も偉大なディフェンダーの1人だ。常にトップの状態を維持しているし、自分のやっていることに集中している。彼が常に全力を尽くしている姿を見ると美しいと感じるし、僕にたくさんのインスピレーションを与えてくれる」

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