ハリー・ケイン、プレミアリーグで首位に立つ古巣トッテナムを語る

写真:古巣トッテナムについて語ったケイン ©Getty Images

今夏トッテナムを離れ、1億ポンド(約182億9500万円)以上とも言われる移籍金でバイエルンに移籍したイングランド代表FWハリー・ケインが、古巣トッテナムの現状について語った。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。

トッテナムはケインを失ったことで戦力ダウンが懸念されていたが、アンジェ・ポステコグルー新監督のもとで快進撃を見せ、プレミアリーグでは第8節終了時点で首位に立っている。ケインは古巣の状況を次のように絶賛した。

「素晴らしいことだ。監督は選手たちにいいプレーをさせるために素晴らしい仕事をしている。ファンもチームを応援してくれている。それはここ数年間、彼らが必要としていたものだ」

ケインは「僕は今でもスパーズとプレミアリーグに注目している」と語り、トッテナムの動向を気にしていることを告白。そして「まだまだ先は長いけど、ファンが今の状況に興奮したり、幸せを感じたりしないわけがない。この状況が続くことを願ってやまないよ」と語った。

そしてトッテナムの成功を願いつつ、バイエルンでのプレーに集中することを誓った。

「僕はキャリアを通じてずっとトッテナムのファンだし、トッテナムが活躍するのを見たいと願っている。プレミアリーグでトッテナム以外に優勝してほしいチームはない。でも、僕はバイエルンに全神経を集中させ、可能な限りの成功を収めなければならない。もちろんトッテナムがうまくいくことを願っているけど、最大の関心事はバイエルンのためにプレーすることなんだ」

ケインはここまでブンデスリーガの7試合すべてに先発出場。第5節ボーフム戦でハットトリックを達成するなど、ここまで8ゴールを挙げて得点ランキングで2位につけている。なお、トップはシュツットガルトに所属するギニア代表FWセール・ギラシで、第4節マインツ戦、第7節ヴォルフスブルク戦でハットトリックを達成するなど13ゴールを挙げている。

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