【フィリピン】ハラル市場120億ペソに、貿産省[経済]

フィリピン貿易産業省は12日、イスラム教の戒律に従ったハラル製品やサービスを振興することで、国内の産業規模を向こう5年で120億ペソ(約315億円)に成長させる計画を示した。2万人の雇用創出を見込む。

2022年の市場規模は30億ペソだった。「国家ハラル戦略」の下、貿産省や農業省、国家フィリピン人イスラム教徒委員会(NCMF)、ミンダナオ開発庁(MINDA)などによる専門チームを立ち上げる。食品やイスラム金融、観光、ファッション、化粧品、医薬など多面的に振興を目指す。

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