県実業人野球、K・B・Cが4大会ぶりV 

3度目の優勝を果たし、石山秀法監督を胴上げするK・B・Cナイン=中山町・県野球場第2球場

 第47回県実業人野球大会(主催・山形新聞、山形放送)は最終日の15日、中山町のヤマリョースタジアム山形などで準決勝と決勝が行われた。決勝は、K・B・C(上山)がかわでん野球部(南陽)を15-4で下し、4大会ぶり3度目の優勝をつかんだ。

 準決勝は、かわでん野球部が特別延長八回の末、板垣商店ライオンズ(山形2)を14-9で、K・B・CがNEWS(寒河江)を9-2でそれぞれ退けた。

 決勝は、K・B・Cが初回に3点を先制。五回には四球や敵失に乗じた打者一巡の猛攻で7点を奪い、勝利を決定づけた。最優秀選手は、決勝で3安打2打点をマークしたK・B・C主将の加藤英治が選ばれた。

 閉会式で大会実行委員長の佐藤正則山形新聞販売局長が優勝旗を贈った。最優秀選手賞以外の個人賞は次の通り。

 ▽敢闘賞=渡辺奎斗(かわでん野球部)▽優秀選手賞=渡辺草太(K・B・C)深瀬龍輝(かわでん野球部)

〈K・B・C―かわでん野球部〉1回表K・B・C2死二、三塁、敵失の間に生還し、仲間とハイタッチする5番加藤英治(中央)

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