地域を明かりで彩ろう!21日に三重町で「かたるみえ」 今回も文理大生が協力【大分県】

手持ちちょうちん作りの指導をするリーダーの嶋津紘平さん(左から2人目)=豊後大野市三重町市場のチャレンジショップ「本町物語」

 【豊後大野】豊後大野市三重町の住民らでつくる市場通り活性化実行委員会は21日、町内市場の西宮神社周辺で、にぎわいづくりイベント「かたるみえ」を開く。3年目の今回も日本文理大(大分市)建築学科の学生が協力し、地域を明かりで彩るプロジェクトを展開。当日、訪れた人に使ってもらう手持ちちょうちん作りのワークショップを17、19日に開く。

 イベントはかつてにぎわっていた通りに人を呼び込むことが目的。昨年は12月に開催したが寒波の影響などで来客が少なかったことから、今年は同神社の秋季大祭に合わせて開く。参道にちょうちんを掲げたり、ろうそくで文字や絵を浮かび上がらせるキャンドルアートなどを予定している。

 ワークショップは市商工会のチャレンジショップ「本町物語」(同町市場)で、両日の午後4~6時に開催。学生に教わりながら山折りや谷折りの線が入った紙を折り、ちょうちんを作製する。参加無料で、申し込み不要。

 卒業研究の一環として取り組むプロジェクトリーダーの嶋津紘平さん(22)=4年生=は「地域の人と力を合わせて盛り上げたい。カラフルなちょうちんを一緒に作りませんか」と参加を呼びかけている。

 10月末までの火~木曜の午後4~6時は、同チャレンジショップを休憩や勉強などに使えるフリースペースとして開放する。問い合わせは同大の江越研究室(097.524.2608)。

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