推薦27校62学科1203人 富山県立高入試 前年度比、19人減に

 県教委は16日、2024年度の県立高入学者選抜の実施概要を発表した。全日制の推薦選抜は前年度と同じ27校62学科で行われ、募集人員の合計は19人減の1203人となる。

 一般選抜を含めた募集人員は34校82学科で前年度比82人減の6106人となっており、推薦枠の割合は微減した。推薦の募集人数は、伏木・国際交流科で5減、砺波工・機械科で4減、魚津工・機械、電気、情報環境、砺波工・電気、電子の各科で2減となった。

 全日制の推薦入試の志願期間は来年2月2~6日、試験は同13日。一般入試の志願期間は2月22~27日、試験は3月7、8日に行う。合格発表は同15日となっている。

 普通科の通学区域の制限をなくす「全県一区」の導入に合わせて、県立高入学者募集要項の文言の一部を削除した。特別支援学校高等部Aの入試は2月10日に行われ、受験者の負担軽減のため、作業能力検査の試験時間を従来から10分短縮し、30分とする。

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