空手道の技術、心得を学ぶ 村山・楯岡特別支援学校

天童高空手部の生徒と空手の基礎を体験した全日本空手道連盟の学校訪問プロジェクト=村山市・県立楯岡特別支援学校

 全日本空手道連盟による空手の体験教室が16日、村山市の県立楯岡特別支援学校(沓沢聖校長)で開かれ、中学部の生徒25人が空手道の基礎を体験した。

 学校武道推進委員の松原光さん(54)=福島市=が講師を務め、天童市の天童高空手道部の3人と共に「突き」や「上段受け」などを伝授。松原さんは「『礼に始まり、礼に終わる』が武道の基本。授業の始まりと終わりには礼をしてほしい」と、技術だけでなく心得も説いた。

 同部員による迫力満点の演武の披露もあり、生徒たちは大喜び。3年滝口遼河さん(15)は「気合が入った」と話し、講師たちにしっかりと礼をするなど教えを早速実践していた。

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