トッテナムは1月の移籍市場でストライカーを獲得し、プレミアリーグ制覇へ向けてスカッドを強化する意向のようだ。イギリス『FourFourTwo』が報じている。
アンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナムは、今季プレミアリーグ第8節終了時点で、6勝2分けの勝ち点20。総得点数でアーセナルを上回りプレミアリーグ首位に立っている。そのトッテナムの補強ポイントとされているのがセンターフォワードだ。
今季リシャーリソンがセンターフォワードの最本命とされていたが、ここまで良い結果を残せていない。代わってセンターフォワードの位置でプレーしているのは、ウイングやシャドーを務めていたソン・フンミンだ。
現在の好調を維持するために、トッテナムが1月の移籍市場で“確固たる意志”で攻撃陣の強化に動くとされている。そこで白羽の矢が立ったのが、リール所属の23歳、カナダ代表FWジョナサン・デイビッドだ。
デイビッドは昨シーズン、リールで公式戦26ゴールを記録し、カナダ代表としてカタール・ワールドカップにも出場している。ドイツのサッカー情報サイト『Transfermarkt』によると、その市場価値は6000万ユーロ(約95億円)とされている。
デイヴィッドは得点能力もさることながら、優れた足元の技術とポストプレーの巧みさを備え、相手の最終ラインへのプレスも怠らない。また、プレーエリアが広く、深い位置に下がってパスワークに積極的に参加することを得意としている。
今夏に退団した現バイエルンFWハリー・ケインと共通点が多く、戦術的な観点からもポステコグルー監督が率いるトッテナムにフィットするだろう。