減塩、野菜たっぷり「ピリ辛納豆豚汁」 県庁食堂で提供

県民の健康増進につなげようと考案した「ピリ辛納豆豚汁」(手前右)付きの日替わり定食

 県庁食堂(山形市)は、減塩と野菜摂取量の増加を目指す県のプロジェクトと連携し、県庁1階の食堂でアレンジ郷土料理「ピリ辛納豆豚汁」を提供している。日替わり定食の一品とし、県民の健康増進につなげる。20日まで。

 プロジェクトの応援企業である味の素(東京)が調味料の提供などで協力し、県立米沢栄養大の学生がメニューを考案した。納豆の臭みをキムチやコチュジャンで消しつつ、うまみや風味を残して食べやすくした。ダイコンやニンジン、長ネギを入れ、野菜を多く取れるようにもした。1人前の野菜摂取量は72グラム、食塩摂取量は0.8グラム。

 日替わり定食は740円で、1日限定60食。問い合わせは県庁食堂023(630)3008。

© 株式会社山形新聞社