「ひざ突き合わせしっかり聞く」土石流災害の復旧事業、“説明不足”の指摘うけ地区別説明会開始=静岡・熱海市

静岡県の熱海土石流災害をめぐり、復旧事業に関して被災住民への説明不足を指摘されていた熱海市は10月17日、地区別の説明会を開始しました。

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熱海市の斉藤栄市長も出席した初日の説明会は、逢初川最下流の浜地区を対象に開催され、2世帯3人が参加しました。

<熱海市 斉藤栄市長>
「被災者の皆さまと、ひざを突き合わせるような形で、意見を我々がしっかりと聞き意見交換をさせていただく」

説明会では、市や県の担当者が河川や道路の復旧の進捗状況や宅地復旧費の9割を補助する制度などについて説明しました。

<参加した被災住民は>
「補助金が出るかどうかの話を聞いただけで」
Q.(説明会を)やるなら早く、避難中にやってほしかった?
「そうそう。そういう時とかね」

地区別説明会は被災地区を7つの地区に分けて実施する予定で、市は残りの被災地区についても順次説明会を開いていく方針です。

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