静岡市葵区の山間部に無許可で造成された盛り土について、県は、業者が出した計画書が不十分だとして、行政代執行に移行する方針を固めたことがわかりました。
静岡市葵区の杉尾地区に無許可で造成された盛り土は、1.9h、およそ5.1万立方メートルに及びます。
これをめぐり、県は9月、盛り土を造成した業者に対し、行政代執行前の最後通告となる”戒告書”を交付し、土砂の撤去を求めていました。
そして戒告書の期限となっていた16日、業者の社長が静岡土木事務所を訪れ、計画書を提出しました。
しかし、その内容は、県が求めていた”土砂の根本的な撤去”には不十分な内容だったということです。
県は、11月中旬にも代執行に着手できるよう、手続きを進めていく方針です。