LRT23日にダイヤ改正 宇都宮駅東口の通勤・通学時間帯混雑緩和で 平日9本を変更

ライトレール

 次世代型路面電車(LRT)を運行する宇都宮ライトレールは23日にダイヤ改正を行うと18日、発表した。通勤・通学時間帯の宇都宮駅東口停留場の混雑緩和などのため、平日朝と夜の上下線計9本について時刻変更や運転区間の延長を行い、下り1本を増便する。

 朝は同駅東口から乗車する人が多くホームが混み合っていた。午前6~8時台の平石発の上り全7本の発車時刻を1~3分早めることで、同駅東口を折り返す列車の停車時間を確保し、スムーズな乗り降りにつなげる。一部列車で折り返しの発車時刻を変更する。

 夜は帰宅時間帯の芳賀・高根沢工業団地午後7時13分発の平石止まりを同14分発とし、宇都宮駅東口行きに延長する。それに伴い、新たに同駅東口午後8時8分発の平石行きを増発する。

 同社担当者は「宇都宮駅東口への到着時刻を早めることで、乗り降りの時間が確保できる。帰宅時間帯も平石の車庫に入っていた列車を宇都宮駅東口まで延長し、利用しやすいダイヤにした」と話している。

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