“タケノコ発言”で懲罰処分の市議 取り消し求め「審決の申請」へ(静岡・沼津市)

“タケノコ発言”で懲罰処分を受けた沼津市議が会見を開きました。来週にも静岡県に対し、懲罰の取り消しを求める「審決の申請」をすることを明らかにしました。

沼津市の江本浩二市議は、9月、“市の土地に生えたタケノコを売っている”と受け取れる発言をし、沼津市議会から2回の懲罰処分を受けていました。江本市議は会見で、「懲罰は正当な根拠がない」とし処分の取り消しを訴えました。

(江本 浩二 沼津市議)

「議決に加わるなど、議員としての中核的な活動ができなくなり、責務を果たすことが出来なくなったと考えています」

江本市議は来週半ばをめどに、県に「審決」を申請する方針で、受理されれば、県が委員会を設置し審査されることになります。また、処分が取り消されなかった場合は「行政訴訟」を起こすことも検討していると話しました。

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