マリーナホップ跡地活用の構成メンバー マツダ離脱でコンサル参加 

広島市にあるマリーナホップの跡地計画で、事業の構成メンバーだったマツダが離脱し、別のコンサルティング会社が加わることが分かりました。

広島市西区にあるマリーナホップの営業終了後は、跡地活用策として、車をテーマにした体験型エンターテインメント施設が計画されています。

その後、去年8月に広島トヨペットが辞退。代わりにマツダと広島マツダ、それにバルコムが参加していました。県によりますと、先月、トムスが新たな事業実施計画案を提出。同時に、構成メンバーからマツダが離脱するという申し出があり、東京のコンサルティング会社、「デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社」が参加したということです。

19日の県議会の委員会で、県はマツダ辞退の可否のほか、新たな計画案について承認するかどうか判断すると説明しました。

県観光課 石濱真課長
「県としては、事業実施計画の内容を有識者の意見も踏まえて検討した上で、承認の可否を検討していきたい」

新たな計画案では、事業費がおよそ84億円。日本最大規模のEVによる屋内カート場などを設け、2027年の開業を目指すとしています。

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