昇り竜のように運気も上がれ! 竹田市の人形工房で干支の置物製作が進む【大分県】

来年の干支「辰」にちなんだ竜の置物を製作する姫野代表=竹田市直入町長湯の人形工房かじか

 【竹田】竹田市直入町長湯の人形工房かじか(姫野晃司代表)で、来年の干支(えと)「辰(たつ)」にちなんだ竜の置物の製作が進んでいる。かわいらしい竜が「宝」と書かれた宝珠を抱きかかえる様子を表現。姫野代表(51)が手作業で仕上げている。

 置物は高さ約8センチ、幅約5センチ。粘土を乾かして下地に顔料の胡粉(ごふん)を重ね、色を塗る。型は使っておらず、手びねりで作るため全て形が異なる。白、赤、青、紫、黄、黒の6色を用意した。

 竜の製作は2回目で、12年前とデザインを変えたという。「昇り竜のように運気が上昇することを願って作っています」と姫野代表。

 1体1800円(税込み)。販売は同工房と福良天満宮(臼杵市)で。

© 有限会社大分合同新聞社