東京ヴェルディ「歴代最高ユニフォーム」5選!“世界最高のコカ・コーラ”はここにある

明治安田生命J2リーグで現在3位の東京ヴェルディ。

2位清水エスパルスを勝点2ポイント差で追う状況の中、22日に行われる第39節では5位ジェフユナイテッド千葉をホームに迎え撃つ。

J1昇格を狙うチーム同士によるこの一戦は、東京Vにとって間違いなく今季のクライマックスと言えるだろう。

ここでは、その東京Vの歴代ユニフォームから最高の5着をご紹介したい。このチームといえばやはり「コカ・コーラ」だ。

2021 ホーム

東京ヴェルディ 2021 Athleta ホーム ユニフォーム

選手:井出遥也

2001年に東京へ移転してから今年で20年が経過し、進化を遂げる東京Vが“多くの人々とつながる願いを込めて”V字のストライプをデザインした一着。近年のスタイリッシュ路線での最高傑作ではないだろうか。

キットデザインは2001年の東京移転初年度のチームにインスパイアされたというラインデザインを採用。その当時のユニフォームは両脇に細いラインを配していた。

2020 ホーム

東京ヴェルディ 2020 Athleta ホーム ユニフォーム

選手:新井瑞希

現在の最新エンブレムが初めて胸に登場した歴史的な一着。リブランドのコンセプトを体現した初のユニフォームと言えるかもしれない。ダークグリーンとゴールドの組み合わせも美しい。

デザインのテーマは「結集- UNITE ENERGY」。東京の街・人の多様性、スタジアムのサポーターを抽象絵画にインスパイアされたアブストラクトパターン(抽象的な発想のデザイン柄)で表現している。

2017 ホーム

東京ヴェルディ 2017 Athleta ホーム ユニフォーム

選手:高木善朗

現在のスタイリッシュ路線よりも、それ以前のAthletaのユニフォームが好きだというファンも多いかもしれない。そんな時代に使われたこの2017モデルは、東京Vでは珍しいタスキデザインが印象的だった。

明るめのグリーンを基調に、濃いグリーンの帯が斜めに入るこのデザイン。これは駅伝の“襷(たすき)”のようにチームがひとつになり、“たすき”のようにパスをつないでチーム全体の力でゴールを決める、という意味を込めたものだった。

2004 ホーム

東京ヴェルディ 2004 Nike ホーム ユニフォーム

選手:平本一樹

今ではすっかりそのイメージは薄れてしまったが、1997年から2006年まで東京VはNikeとパートナーシップを締結していた。このユニフォームはNike時代の終盤に登場したもので、胸スポンサーを変えて2003年モデルから同じシャツを継続使用している。

2004シーズンはオズワルド・アルディレス監督体制の2年目。天皇杯では決勝でジュビロ磐田を下して1996シーズン以来となる優勝を成し遂げた。これはクラブ本拠地の東京移転後に初めて獲得したタイトルだ。

1993-94 ホーム

ヴェルディ川崎 1993-94 Mizuno ホーム ユニフォーム

選手:三浦知良

Jリーグの始まりを象徴するユニフォームと言えるのかもしれない。まだヴェルディ川崎と名乗っていた時代に、1993年のJリーグ開幕戦を飾った伝説のユニフォームだ。

鮮やかなグリーンに絞り染め風のグラフィックが美しいデザイン。当時はMizunoがリーグ全10チームのユニフォームを一手に引き受けていた(一部チームのカップ戦モデルは除く)。

当時の胸スポンサーは世界的な飲料ブランドの「Coca-Cola」。現在は女子チームの日テレ・ベレーザの胸スポンサーとして復活している。

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スパークするようなシャツのデザインに胸のロゴマークが絶妙なコンビネーション。この初代モデルは海外でも人気が高く、世界一美しいCoca-Colaユニフォームと言っても過言ではないだろう。

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