「やっとこの日が来た」「これまで通り食べられる」 広島県立4高校で給食再開 ホーユー経営破綻による停止から約1か月半ぶりに 

広島市の業者ホーユーが経営破綻し、県立高校6校で給食の提供が止まった問題で、23日から三次高校など4校で給食が再開しました。

給食が再開したのは三次・庄原格致・庄原実業・油木のあわせて4つの県立高校です。このうち三次高校では新しい契約業者の調理員が昼食として、かき揚げうどんと混ぜご飯・杏仁豆腐などを提供しました。

生徒
「やっとこれまで通り食べることができて、よかったなって気持ちが大きいです」

23日に給食が再開した4校を含む6校では、ホーユーの経営破綻によって寮生向けの給食の提供が9月1日から停止。三次高校では朝食を職員が買い出しし、昼食と夕食は地元の弁当業者の協力で調達してきました。

県立三次中学・高校 佐藤隆吉 校長
「これがいつまで続くんだろうと生徒も非常に不安な気持ちだったと思いますけれども。やっと、やっときょうという日が来たなという気持ちでいます」

このほか西城紫水と西条農業の2校では16日から給食を再開しています。

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