【マレーシア】すた丼屋、6日開業の首都店舗が盛況[サービス]

クアラルンプールの「伝説のすた丼屋」が盛況となっている(ラバブルマーケティンググループ提供)

スタミナ丼のチェーン店「伝説のすた丼屋」を展開するアントワークス(東京都杉並区)が、マレーシアの首都クアラルンプールに今月6日に開業した店舗が盛況となっている。開業から3日間は1日500食限定で提供していたが、閉店時刻より3~4時間早く完売した。

マーケティング事業を手がけるラバブルマーケティンググループ(東京都港区)が明らかにした。同社は、テナント物件の調査などを手がけるヴィダ・コーポレーション(同渋谷区)、店舗仲介事業のプログレッソ・ディレクション(同中央区)と3社協業で、日本の飲食事業者の海外進出を支援する「お試し出店サービス」を提供している。

アントワークスは、同サービスを利用し、マレーシアに出店した。約6カ月の出店を予定しているが、認知が広がれば、近い将来にマレーシアで6~7店舗の展開を視野に入れる。

ラバブルは、認知拡大と集客を目的としたインフルエンサー向けイベントを実施。交流サイト(SNS)運用代行などのマーケティング施策も行う。ヴィダとプログレッソは、テナント紹介や内装・仕入れ業者の手配、出店戦略の策定をする。

ラバブルは16日、ヴィダ、プログレッソ、飲食店運営などを手がけるザクロス(同文京区)と、スランゴール州スバンジャヤに共同出資会社「テイスト・フード・ジャパン」を設立した。お試し出店サービスを展開することで、日本の飲食店のマレーシア進出支援の強化や日本食のさらなる普及を目指す。

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