「昔ながら、100点」トータルテンボスも絶賛!オススメ“記者メシ”は閉店の危機を乗り越えみんなに愛される一杯のラーメン

“記者メシ”
それは、24時間気の抜けない記者たちを癒やす一服の清涼剤。日々、西へ、東へと駆け回る報道記者なら、パッと食べられて胃袋を満たしてくれるうまいランチから、その土地に行ったら、ぜひ食べたいおいしい店を知っているはず。ということで、静岡県御殿場市出身のお笑いコンビ「トータルテンボス」(大村朋宏、藤田憲右)の2人が、記者オススメのグルメを堪能しました。

【写真を見る】「昔ながら、100点」トータルテンボスも絶賛!オススメ“記者メシ”は閉店の危機を乗り越えみんなに愛される一杯のラーメン

2人が訪れたのは、静岡市清水区蒲原地区。SBS静岡放送入社5年目・伊豆川洋輔記者のふるさとです。社会部記者として、静岡県内で起きた事件、事故を中心に取材する伊豆川記者。身長は180センチ以上、体格は見るからに、何かスポーツをやっていたであろう「がっちり体型」です。

大村「見るからに何かを絶対にやっていたであろう…卓球だ!」 藤田「そんなわけねえだろ。(卓球は)もっと小柄だ。ラグビーとか、柔道とか…」 伊豆川「正解は…ラグビーやっていました」 大村「正解者なしだ!」 藤田「俺が言ってんだ『ラグビー』って、イノイチで」

高校時代、花園にも出場した“タフネス”伊豆川記者が紹介するのは、1954年創業の老舗食堂「蒲原館」。なかでも、伊豆川記者がイチオシするのが、代々蒲原で暮らす伊豆川家の人々が愛してやまないラーメン、伊豆川記者の“立派な”体を作った一端を担ったといっても過言ではありません。

蒲原が生んだ大スター・歌手久保田利伸さんも「日本一おいしい」と評したラーメンをトータルテンボスの2人も実食!

大村「『ながら』です」 藤田「昔ながら、100点!」

「ありがとう」と言いたい

地元の人に愛され続けてきた「蒲原館」、実は一度閉店した過去があります。店主の望月昇さん(写真右)が体力の衰えや後継者不在を理由に、2021年で店を閉めることを決意。伊豆川記者自身も閉店の知らせを聞き、個人的に後継者を探したそうです。

それほど、蒲原の人々に愛されてきた“蒲原館の味”をなくしてはいけないと、地元の企業グループ「スルガノホールディングス」が屋号を引き継ぎました。味を継承する新たな店長に静岡市内のホテルで働いていた杉山味乃里さんが立候補します。

先代の望月さんの頭の中にあったレシピを一つ一つ聞き出しながら、杉山さんは味を再現するため精進を重ねます。そして、2021年2月、「蒲原館」は再オープン。当日、店の前には行列ができました。

杉山店長「蒲原館は本当に地元に愛されている店だと感じました」 伊豆川「本当に杉山さんに『ありがとう』と言いたい」

© 静岡放送株式会社