自動運転バスが公園内を約4キロ走行する実証実験 車体のセンサーで落下物や障害物を検知して回避

自動運転技術の向上を目指す実証実験が、愛知県長久手市で行われました。

(荒川栞記者)
「道の先に大きな木の枝が落ちています。車はゆっくり減速してよけていきました」

今回の実証実験に使われた自動運転バスは、車体に付いた9つのセンサーで木の枝などの落下物や障害物を検知して回避することができます。

24日、愛・地球博記念公園で行われた実証実験では、愛知県の大村秀章知事もバスに試乗。

公園内の約4キロの管理道路を走行し、管制室に車内の映像を安定して転送できるかなどを検証しました。

(愛知県 大村秀章 知事)
「この万博公園の客を運ぶ車両を自動運転でやれる日も、そう遠くないのかなと」

実証実験は26日まで行われ、将来の園内導入を目指します。

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